その出している足のどれもきれいできれいで。
ガイドをしてくれた、スヨンさんにそのことを話したら、ちょっと困惑気味でした。
なにしろ彼はジェントルマンですから。
その私が行きたいと行って連れて行ってくれたイムジン川。
芝居仲間のムンシクさんが車を出してくれました。
韓国人の二人は、初めて行った場所だと行っていました。
戦争によって分かれた国。
無知な私は、ベルリンの壁のような存在を想像して居ましたが、
そんなに歴史ロマンはないよ、二人。
もちろん、それは間違った感覚でした。
が、
そこには確かに
刻まれた、刻まれ続ける歴史がありました。
なぜ、世界の人たちがここへ来たがるのか分からない。
行っても、特に何にもないよ。
二人は向かう車の中でそう言っていました。
でも、帰りには行って良かった。
そう言ってくれました。
日本の国にもきっとそんな場所があると思います。
日本再発見の旅。
今度は、そんな旅に出てみたい。