2012年6月21日木曜日
先日見つけた記事
「ひとだすけ」の言葉を知っていたろうか。思わぬ事故で横たわる小さな体から、温かい臓器が摘出された。他の命を救う大仕事を終えたその顔に、父母は涙をためて、穏やかな笑みを投げかけたそうだ▼富山大学付属病院で6歳に満たぬ男児が脳死となり、移植のために臓器が供された。この年齢の子どもからは国内初の提供だ。心臓と肝臓はそれぞれ10歳未満の女児2人に移植された▼若い脳は回復力が強く、脳死の判定は慎重を要する。虐待の跡がないのを確かめ、最初の判定から丸一日あけて再判定する。幼児間の臓器移植が日本でも定着すれば、費用や体力面で負担が大きい「渡航移植」に頼らずにすむ。悲嘆の底で重い決断をしたご両親は「息子を誇りに思う」と記した▼男の子は、同世代の女児の体内で「生き」続ける。臓器を取り換えた彼女たちは、やがて恋をし、母にもなろう。人生の山谷(やまたに)が続く限り、坊やはその営みを、裏方で支えることになる▼「昨日と今日は、偶然並んでいただけでした。今日と明日は、突然並んでいるのでした。だから明日の無い時もあるのです」。飛行機事故で亡くなった坂本九さんに、永六輔さんが手向けた言葉だ▼偶然並んだ毎日には、不慮の悲しみも突然の幸(さち)もある。気まぐれに置かれた飛び石を曲芸のように渡り、命は明日へとつながる。わんぱく盛りの心臓と、汚れなき肝臓をもらい、少女たちは未来に歩み出した。会ったことも会うこともない恩人と、二人三脚の日々が待つ。
天声人語より
2012年4月12日木曜日
マーガレットサッチャー 鉄の女の涙
以前、ちょっとした演説を披露する時に、あなたはこれをやってみたらと勧められたのは、マーガレットサッチャーのある演説でした。
内容は政治的な用語が飛び交い話してる私もあんまり分からなかったのですが、その当時でもこの演説を読む人の凄まじいスタミナとエネルギーに圧倒されたことを思い出しました。
サッチャーが首相であった頃は、もちろん生きてましたがニュース番組がついていたら、すかさずアニメや特撮にしてみていたもので、ほとんどなく記憶がありません。
だから、メリルストリープがサッチャーに似ているとかはよく分からないけれども、国を信念を持って背負った女性の生き様というものをガンガン入ってくるのは感じました。
「何を感じたかではなく、何を考えたかが重要だ。」
それが、言葉になり、行動になり、習慣になり、人格となる。
例えばそんなセリフのひとつずつも自分の心をズキズキさせてくれます。
というわけで、今の私にはものすごいパンチのある映画でした。
私、英国に行こう
内容は政治的な用語が飛び交い話してる私もあんまり分からなかったのですが、その当時でもこの演説を読む人の凄まじいスタミナとエネルギーに圧倒されたことを思い出しました。
サッチャーが首相であった頃は、もちろん生きてましたがニュース番組がついていたら、すかさずアニメや特撮にしてみていたもので、ほとんどなく記憶がありません。
だから、メリルストリープがサッチャーに似ているとかはよく分からないけれども、国を信念を持って背負った女性の生き様というものをガンガン入ってくるのは感じました。
「何を感じたかではなく、何を考えたかが重要だ。」
それが、言葉になり、行動になり、習慣になり、人格となる。
例えばそんなセリフのひとつずつも自分の心をズキズキさせてくれます。
というわけで、今の私にはものすごいパンチのある映画でした。
私、英国に行こう
2012年3月28日水曜日
故郷を思う
お世話になった旅館の人に送られて
バスにて一昨日の場所へ。
日本で二番目に長いと言われるトンネルくぐりながら日本のふるさとを思う。
昨日隣町の集会に連れて行ってくださった平田さんと夜中のラーメンを食べにまた40分車に乗ってお出掛け。さらに一時間、沢山のトンネルをくぐり抜けまた小さな山間の村に戻ってきました。
コンビニへも車で15分。
自動販売機で缶コーヒーを買おうと思い立って車で20分。
16時にはお店が閉まる。
朝は3時4時から除雪作業。
そんな村は世界遺産と言えども、
観光客にとってはただの通過地点に過ぎない。
多くの観光バスは道の駅に止まりはするがツアー客は30〜60分でその村を観て回り、沢山のおんなじものが置いてあるお土産さんに寄って、バスで別の温泉街へ。
その客たちが買ったお土産品も隣の有名観光地の商品ばかりで、その村名物では決してないことが多くある。
GS暮らしっく。
世界遺産になってインターが出来た。
日本で二番目に長いトンネルが出来た。
観光バス発着所が出来た。
外観を損ねると、世界遺産になってからずっとあった個人が置ける駐車場もこの三月で封鎖されそこにまた新た何かを建てるらしい。
もちろん、世界遺産らしいもの。
新しい計画もある。
その村のオリジナルのお土産をつくろう!
そこに生まれた方がそこの歴史や生物の生態を知る集会。
だけども、観光客がいる時間はちょっとだけ。
私、でも思います。
この村の文化遺産ていうのは観た目だけじゃない、その土地の持つ時間なんだなと。
その都会とは違う素朴な時間が、世界遺産を今日まで残してこられたんだ。
眼には見えない、
説明できない、
具体的なものじゃないから消えていってしまうかもしれない、
だけど、確かにそこにある、
そういうものを絆というのかな。
それは、きっと私の住む町にもあるはず
バスにて一昨日の場所へ。
日本で二番目に長いと言われるトンネルくぐりながら日本のふるさとを思う。
昨日隣町の集会に連れて行ってくださった平田さんと夜中のラーメンを食べにまた40分車に乗ってお出掛け。さらに一時間、沢山のトンネルをくぐり抜けまた小さな山間の村に戻ってきました。
コンビニへも車で15分。
自動販売機で缶コーヒーを買おうと思い立って車で20分。
16時にはお店が閉まる。
朝は3時4時から除雪作業。
そんな村は世界遺産と言えども、
観光客にとってはただの通過地点に過ぎない。
多くの観光バスは道の駅に止まりはするがツアー客は30〜60分でその村を観て回り、沢山のおんなじものが置いてあるお土産さんに寄って、バスで別の温泉街へ。
その客たちが買ったお土産品も隣の有名観光地の商品ばかりで、その村名物では決してないことが多くある。
GS暮らしっく。
世界遺産になってインターが出来た。
日本で二番目に長いトンネルが出来た。
観光バス発着所が出来た。
外観を損ねると、世界遺産になってからずっとあった個人が置ける駐車場もこの三月で封鎖されそこにまた新た何かを建てるらしい。
もちろん、世界遺産らしいもの。
新しい計画もある。
その村のオリジナルのお土産をつくろう!
そこに生まれた方がそこの歴史や生物の生態を知る集会。
だけども、観光客がいる時間はちょっとだけ。
私、でも思います。
この村の文化遺産ていうのは観た目だけじゃない、その土地の持つ時間なんだなと。
その都会とは違う素朴な時間が、世界遺産を今日まで残してこられたんだ。
眼には見えない、
説明できない、
具体的なものじゃないから消えていってしまうかもしれない、
だけど、確かにそこにある、
そういうものを絆というのかな。
それは、きっと私の住む町にもあるはず
2012年2月23日木曜日
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