死者、行方不明者はまだまだ増える一方で、今だって必死に戦っている人が居る。
私は、東京ではじめの地震を受けました。9階建ての建物2階に居たのですが、9階は天井から照明器具は落ちてきて、皿や陶器などは床に落ちて、ガラスも飛び散っていました。
もう明日はこないかもしれないって、本気で思いました。
今日会えなかったら、その人とはもう会うことはないかもしれない。
やりたいことをやりきれなかったと思っても、それを後悔できる明日もないのです。
真っ黒な気持ちに覆われたけれども、それでもその日から6日が経ったのです。
余震や、原発の危険は未だに続いているし、被害は大きくなる一方だけれども、それでも来ないと思った明日はやってくるし、人は明日に向かってではなく、たった今に向かって動き出しているのです。
家や、家族を失った方のインタビューは、「〜だけでもあって良かった」という言葉を多く聞きます。
良い方向に、良い方向に、全員で向かっていけるように、頑張れじゃなく、一緒に日本の未来に向かって、今を本当に、本当に、貴重な今を支え合って生きていきましょう。